大和ハウス工業株式会社

DaiwaHouse

2017/07/05

ニュースレター

大和ハウス工業株式会社
代表取締役社長 大野 直竹
大阪市北区梅田3-3-5

■遮音性能を高めた賃貸併用住宅提案を強化

「skye+(スカイエ・プラス)サイレントスタイル」発売

 大和ハウス工業株式会社(本社:大阪市、社長:大野直竹)は、2017年7月6日(木)より、遮音性能を高めた3・4・5階建て重量鉄骨住宅新仕様「skye+(スカイエ・プラス)サイレントスタイル」を、全国(※1)で発売します。

 このたび発売する「skye+ サイレントスタイル」は、前年度比約180%増と受注棟数が伸びている「skye」(※2)に、新たに開発したオリジナル界床構造「SRスラブ55」と、標準搭載の「遮音スタッド界壁」を組み合わせ、賃貸部居住空間の遮音性能を高めた仕様です。

 今後も全国の都市部を中心に、賃貸併用住宅や医院・店舗併用住宅など、フレキシブルな提案を一層強化します。

※1. 北海道、沖縄県、積雪地、寒冷地を除く。

※2. 2015年10月に、34・5階建て重量鉄骨住宅商品「skye」を発売し、2017年1月には、賃貸併用や店舗・医院併用などの建設をお考えのお客さまに「skye」として、土地活用とあわせた提案を行ってきました。

●ポイント

1.上下階の居室間に「LH‐55」「LL‐45」「D-50」の性能を有したオリジナル界床構造「SR(エスアール)スラブ55」を開発(特許出願中)

2.住戸間の壁に「D-50」の性能を有した「遮音スタッド界壁」を標準搭載(特許取得済み)

 

■開発背景

 国土交通省が発表した建築着工統計調査報告(平成26年度・平成28年度)によると、中層住宅(3・4・5階建て)市場の建築着工棟数は、2016年度は39,918棟と、2014年度から約12 %増加しており、特に首都圏や東海地方、近畿地方では、他地域と比較し賃貸併用住宅、店舗併用住宅を含む中層住宅の比率は高く、今後も成長が見込まれます。

 また、国土交通省が発表した「平成25年度マンション総合調査結果」によると、「生活音」は居住者間のマナーをめぐるトラブルの第2位(※3)となっており、当社においても、賃貸併用住宅に求められる遮音対策は課題となっていました。

 そこで当社は、相続税非課税枠の縮小により賃貸住宅の建設需要が堅調な中、戸建住宅の建設をお考えのお客さまに土地活用のご提案と、ご入居者からも選ばれる賃貸併用住宅を提案するべく、上下階の床や住戸間の壁の遮音性能を高めた「skye+ サイレントスタイル」の販売を開始します。

※3.1位は「違法駐車」、3位は「ペット飼育」。

■仕様特長

1.上下階の居室間に「LH55」「LL45」「D50」の性能を有したオリジナル界床構造SR(エスアール)スラブ55」を開発(特許出願中)

 「skye+ サイレントスタイル」では、高密度ALC(軽量気泡コンクリート)パネル、高比重防音マット(※4)、粘弾性梁上防振材(※5)などを組み合わせた当社オリジナルの界床構造「SR(エスアール)スラブ55」を新たに開発し、上下階の床の性能を向上しました。

 子どもの飛び跳ね音などの重量床衝撃音遮断性能は、「LH-65」(※6)から「LH-55」になり、上下階の居室から聞こえる音を約1/2に低減します。(当社比)

 あわせて、食器の落下や椅子を引く音などの軽量床衝撃音遮断性能は「LL-45」(※7)(※8)、話し声などの空気音遮断性能は「D-50」(※9)を有しています。

※4. 特殊な金属を混ぜ合わせたアスファルトマット。

※5.衝撃を吸収し振動を抑える効果がある防振材。

※6.Level, Heavy-Weight(重量床衝撃音)子どもの飛び跳ね音などの重量床衝撃音に対する遮断性能。

※7.Level, Light-Weight(軽量床衝撃音)椅子を引く音や掃除機をかけるなど、軽量床衝撃音に対する遮断性能。

【※6・※7 ともに数値が低いほど、衝撃音の聞こえ方は小さくなる。数値が10下がれば、聞こえ方は約半分になる。】

※8.防音フロア仕上げ(賃貸部標準)で算出。

※9.D値とは、JISに規定される空気音の遮音等級。数値が大きいほど遮音性能が高いことを示す。

2.住戸間の壁に「D-50」の性能を有した「遮音スタッド界壁」を標準搭載

  (特許取得済み)

 住戸間の壁には、間隔を空けて配置した2本のスタッド(※10)と、厚みの異なる2層の石こうボードで構成した壁の中に、吸音材を充填し、音の伝わりを抑えた当社オリジナルの界壁です。

 建築基準法で求められる遮音性能に比べ、2ランク上の「D-50」の遮音性能を有し、隣の住戸から聞こえる音を約1/2に低減します。

※10.壁を構成する下地部材。

■「skyeサイレントスタイル」仕様概要

名称

「skye+(スカイエ・プラス)サイレントスタイル」

発売日

2017年7月6日(木)

販売地域

販売価格              

全国 ※北海道、沖縄県、積雪地、寒冷地を除く

本体工事価格3.3㎡当たり101.1万円~(税込)

販売目標

年間300棟 ※「skye」販売目標

プラン

3・4・5階建て自由設計

構造

お客様お問合せ先

重量鉄骨ラーメン構造 

大和ハウス工業株式会社 コンタクトセンター

フリーコール:0120-590-956(平日9:00~21:00)

 

以上

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