大量の産業廃棄物による環境負荷や最終処分場の不足が社会問題化していますが、建設廃棄物は産業廃棄物発生量の約2割を占めており、発生量削減が重要な課題であると考えています。
そこで、大和ハウスグループは事業の過程においてその削減に日々努力しています。
ゼロエミッションとは、排出される廃棄物を、別の産業の原料として使い、廃棄物をゼロにすることです。
全13工場で、全ての産業廃棄物を資源として活用し、埋め立ておよび単純焼却をゼロにし、リサイクル率100%とした「ゼロエミッション」を達成しました。
工場内で発生する廃棄物を65区分に分別し、リサイクル処理を行うなどの結果、2003年1月に全工場においてゼロエミッションを達成することができました。
今後は、廃棄物の発生量自体を削減するリデュース活動を推進していきます。
「お客さまからお預かりした材料を無駄なく、有効に活用する」「自分たちの現場で発生する建設副産物をリサイクルし、資源の有効利用に努めたい」---このような思いから施工現場のゼロエミッションを推進しています。
このプロジェクトは、新築現場で発生した建設副産物を工場に回収・集約し、リサイクルルートに乗せて、施工現場のゼロエミッションを達成していく取り組みです。
新築現場で建設副産物をきめ細かく分別します。工場に運搬後、さらに二次分別を行います。その後、品目別に各リサイクル工場へ送り出します。つまり、工場がデポ(depot: 配送中継所)機能を持ち、リサイクルルートの中心となっているのです。
2002年度に「建設副産物工場デポ化プロジェクト」を開始してから、対象エリアを順次拡大し、2005年度末には全国91事業所にてゼロエミッションを達成しました。
その結果、2005年度のゼロエミッション達成棟数は8,600棟と前年度の約2.7倍に増加し累計では12,540棟に達しました。
これらは、大和ハウス工業の取り組みの一例です
大切な資源をムダなく使うために、「みんなで使えば地球のためになる」という環境スローガンを掲げています。建築物から自動車、土地活用に関わるものまで広い分野において、必要なときに必要なぶんだけ使用するというリース事業の環境へのメリットを最大限活用しようという試みです。
工場で生産された部材は、「施工」から「解体」までの生産者責任を着実に遂行しています。各工程で生産される副産物をただ単に廃棄とせずにリサイクルします。
地域環境・地球環境保全のためにできることへの積極的な取り組みの結果、本社本部を含め、全事業部・全事業所・全デポ・デポ工場(支社・支店17ヶ所/営業所24ヶ所/デポ・デポ工場16ヶ所)でISO14001(環境マネジメントシステム国際規格)の認証を取得しました。
事業活動・製品およびサービスが与える環境負荷を継続的に改善し、信頼される企業であり続けることをめざしています。
これらは、大和工商リースの取り組みの一例です
「リユース基礎」とは、建物解体時に分解・撤去して、次の現場で再使用できる、仮設建物にとって理想的な基礎です。 従来の基礎は現場で鉄筋コンクリートを打設し、解体後、鉄筋は鉄スクラップとして鉄製品に、コンクリートは路盤材等にリサイクルされていました。
しかし、リサイクル製品製造時のエネルギー負荷や、使用済みの路盤材は最終的には廃棄せざるを得ないことなどを考えると環境配慮は決して万全であるとは言えませんでした。
仮庁舎、仮設住宅、仮設教室などの仮設建物はその使用期間が短いため、特に配慮が求められます。
大和工商リースでは、現場での産業廃棄物の発生抑制および工期短縮を目的として「リユース基礎」を開発しました(特許番号:3612065)。
この基礎は工場で生産されたPCa(プレキャストコンクリート)製基礎ベースとH型鋼を着脱可能なボルトで結合するだけなので、施工時の工期を短縮するとともに、現場打ち鉄筋コンクリート製基礎の場合に発生するコンクリート、鉄筋、型枠等の廃材の発生を抑制します。解体時も取り外しが容易で、次の現場での再使用が可能になり、従来は解体時に大量に発生していた鉄筋やコンクリートなどの廃棄物を大幅に削減することができます。
この環境負荷低減効果が評価され、経済産業省などが主催する「資源循環技術・システム表彰」で平成16年度の奨励賞を受賞しました。
これらは、大和工商リースの取り組みの一例です








