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What’s SUSTAINABLE JOURNEY? What’s SUSTAINABLE JOURNEY? サステナブルジャーニーとは?

環境問題をはじめ、多くの社会的課題を抱える日本。いま、暮らし方や働き方の価値観が大きく変わってきています。「SUSTAINABLE JOURNEY」でお届けするのは、過去から未来への「時間軸」、日本から海外への「空間軸」を旅して見つける様々なアイデアあふれるサステナブルな取り組み。この多様なアイデアの中に、幸せな暮らしを22世紀につないでいくライフスタイルのヒントがきっとあるはずです。

さぁ、サステナブルな暮らしのヒントを探す旅へご一緒しませんか?

人 スペシャルインタビュー
人 スペシャルインタビュー

持続可能な社会の実現に向けた、フロントランナーたちの視点に学びます。

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街 特集
写真提供:Ola Ericson/imagebank.sweden.se 街 特集

これからの街のありかたのヒントを探しに世界中を探訪します。

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暮らし コラム
暮らし コラム

次の世代に幸せな暮らしをつないでいくための知恵とアイデアをご紹介します。

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「SUSTAINABLE JOURNEY」では、日本各地、世界各地を旅するように「人」「街」「暮らし」を切り口にこれからの暮らしの在り方を探っていきます。

※本サイトは雑誌「ecomom」との共同編集コンテンツ及びオリジナルコンテンツで構成しています

サステナブルとは?
~枝廣淳子さんに聞く~

「SUSTAINABLE JOURNEY」のテーマでもある「サステナブル」という言葉。環境問題を考える際に昨今よく使われる言葉ですが、それだけでなく、多くの社会的課題を解決し、幸せな暮らしを次の世代につなげていくという意味でも使われています。「実はよくわからない……」という方も多い「サステナブル」について、環境ジャーナリストの枝廣淳子さんに解説してもらいました。

枝廣 淳子氏

環境ジャーナリスト/翻訳家
京都府出身。東京大学大学院教育心理学専攻修士課程修了。幸せ経済社会研究所所長、NGOジャパン・フォー・サステナビリティ代表、イーズ代表取締役、チェンジ・エージェント会長。

幸せな暮らしを次世代につないでいくこと

サステナブルとは何か。英語の意味で言えば、Sustain(続けること)+able(できる)です。私が子どもたちに説明する時には、「線路はつづくよどこまでも」を歌っています。線路がずっと続き、列車がどこまでも走っていけるなら、乗っている自分たちは楽しい。その楽しい列車に自分たちの子どもの代、孫の代も乗り続けられること、この線路と列車のように自分たちの暮らしが地球の上でずっと続いていくことが、「サステナブル」なんだよと伝えます。

では何があれば、線路は続き、列車は走っていけるでしょうか。まず列車が走り続けるための「燃料」。限りある資源ではなく、ずっと使い続けることのできるエネルギーが必要です。次に、乗っている人が生きていくための「食糧」や「福祉」。これは安心して食べられる食べ物があり、生活の質を維持・向上できること。それから線路が続いていくための「地面=地球」という土台がしっかりしていることが必要です。

実は、地球そのものは人間あるいは生物が絶滅しても存続できます。でも、地球に間借りして暮らしている人間は違います。エネルギーの使い方をはじめ、多くのことを見直さなくては、今のまま文明を続けていくことはできません。

現在の世界の経済活動では地球が1.5個分必要

今の人間活動を支えるために地球は何個必要だと思いますか? 現在の世界中の経済活動に対し、地球は1.5個分必要です(世界中の人が日本人のような暮らしをすると約2.4個分!)。地球は1個しかないので、今は過去の遺産=資源を食いつぶし、未来から前借りして補っている状態です。

ではどうしたらいいのか。地球全体で地球1個分の暮らしに戻ればいいのです。少なくとも自分の暮らしを地球1個分の暮らしに近づけていく。何を食べ、何を買い、どのような乗り物に乗り、どう生活していくか。少しでも地球に影響が少ないもの……バスや電車など公共交通機関があれば使い、フードマイレージ(※)の低い食べ物を選ぶ。”絶対に”ではなく選べる時に心がければ良いのです。

※ 生産地から食卓までの距離が短い食料を食べた方が、輸送にともなう環境への負荷が少ないという視点のエコ指数

環境問題だけでなく身の周りの生活すべてを「サステナブル」に

環境問題に限らず、食も福祉も、我慢するのではなく、幸せな生活を送るために、楽しんで続けていくことが「サステナブル」なんです。

もう一歩進めるのなら、行政や企業に訴えかけてみてください。環境に配慮した製品作りをしてほしい、こんな福祉サービスを提供してほしいなど、一人ひとりが声を上げること、発信していくことが、「サステナブルな社会の実現」につながると思います。

枝廣さんおすすめサイトのご紹介

NPO法人エコロジカル・フットプリント・ジャパンのサイトで、「わたしの暮らしは、地球何コ分?」という診断クイズに答えていくと、世界中の人々が自分と同じ暮らしをしたら地球が何個必要かを知ることができます。子どもたちと一緒に診断して、何を減らすべきか話し合い、それを実行してから再診断すると、目で見える数値が結果に出てやりがいが出ます。

Let's try!! あなたの暮らしは地球何個分?(外部サイトへ)

対談「サステナビリティを考える」枝廣淳子 × 樋口武男

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