ミゼットハウス

百貨店での展示販売

当時、学校や家はベビーブーム生まれの子どもたちで溢れていました。そのような折、川原で日が暮れても遊ぶ子どもたちの「自分の部屋がほしい」という言葉を耳にした創業者・石橋信夫は、庭に建てられる安くて独立した勉強部屋をつくろうと考えつきます。

坪単価4万円以下・3時間以内で建て上がることを条件としてすぐさま開発に取り掛かり、「ミゼットハウス」が誕生しました。

当時の住宅は木造の請負で建てるのが一般的でしたが、ミゼットハウスは鉄骨プレハブ建築による「商品」として発売。販売方法も営業セールスだけでなく、全国27ヶ所の百貨店で展示販売という今までにない試みにより爆発的人気を獲得しました。

その後、トイレや台所を付けてほしいなどの要望が多く寄せられ、さらに研究開発を進めて「スーパーミゼットハウス」「ダイワハウスA型」と本格的なプレハブ住宅へと進化していきました。

ミゼットハウスは、総合技術研究所（奈良市）にて実物を展示しています。見学ご希望の方はこちらまで。