2016/09/27
ニュースレター
大和ハウス工業株式会社
代表取締役社長 大野 直竹
大阪市北区梅田3-3-5
■埼玉県初の住民主導による分譲マンション建替えプロジェクト
「プレミスト大宮氷川参道」竣工 |
大和ハウス工業(本社:大阪市、社長:大野直竹)では、埼玉県初の住民主導により事業化(※1)した分譲マンション建替えプロジェクト「プレミスト大宮氷川参道」(地上14階建て、総戸数:100戸、分譲戸数:62戸)が、2016年9月5日に竣工し、同月30日より引き渡しを開始しますのでお知らせします。
なお、「マンションの建替え等の円滑化に関する法律(※2)」(以下、円滑化法)を活用した分譲マンションの建替え事業は、当社初の事例になります。
当事業は、JR京浜東北線「大宮駅」から徒歩8分に位置する、1980年に建設された分譲マンション「大宮高鼻町ハイツ」(地上7階建て、総戸数52戸)を、円滑化法を活用して建替えたものです。2009年、第三者機関(※3)により実施された建物診断・耐震診断の結果では、「大宮高鼻町ハイツ」は、建物の一部で耐震性能を満たしておらず、また、給水タンクやエレベーター等の設備の劣化も見受けられたため、住民主導により建替えることとなりました。 |
※1.埼玉県におけるマンション建替えの先行事例は、いずれも区画整理や道路の拡張工事に伴う物件です。 ※2.マンションの建替えを円滑に進めるため、2002年12月施行された、区分所有法に基づく建替え決議後の手続きや手法を定めた法律。2014年12月に改正され、容積率制限も緩和されました。 ※3.株式会社澁澤建築・診断事務所が実施。 ※4.画像はモデルルームのものですが、実際に分譲したものと同じプランです。 |
●事業スケジュール
※5.建替えか修繕かの方向性を決めるための任意の決議で、一般的に区分所有者及びその議決権の4分の3以上の賛成で可決されます。 ※6.区分所有法に定められた法定決議で、区分所有者及びその議決権の5分の4以上の賛成により成立します。 |
●今後の展開 当社では現在、住民主導による、円滑化法を活用したマンション建替え事業の第二弾として、兵庫県神戸市灘区において、分譲マンション「プレミスト六甲道」(地上14階建て、総戸数:69戸、分譲戸数:42戸)の建替工事を進めています。当物件は、2015年11月に着工し、2017年3月の竣工を予定しています。本物件は、2016年3月の販売開始以降ご好評いただき、同年4月に完売しました。 当社は今後も分譲マンション建替え事業を推進し、3年後には年間200戸の建替えマンションの供給と建替え分譲マンションの売上高100億円を目指します。 |
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●物件概要
※7.当物件の販売は既に終了しています。なお、2016年9月5日に竣工し、同月30日より順次引き渡しを開始します。 |
●当社のマンション建替え事業 |
以上