企業間物流でビジネスを前へ

大和物流株式会社
関西地区リーダー 兼 滋賀支店 支店長 鈴木 拓也

コロナ禍で経済活動が停滞し、企業から企業へのモノの動きが鈍りました。企業間(BtoB)物流を担う大和物流は、住宅や事業用施設などの建材・設備、産業機器を中心とした貨物を納品先の現場へ運んでいます。ワクチン接種で明るい兆しも見えてきた今、このコロナ禍をどう乗り越え、どこへ進むのか。大和物流の未来への視線を追ってみましょう。

お客さまを支え続ける決意

たとえコロナ禍であっても、お客さまのビジネスが動いている限り、物流を止めることはできません。私たちは全国で自社トラックを約470台保有しているほか、常時、協力会社からも約2,000台を利用。さまざまなケースに備えて、事業所間や協力会社とフォローし合う体制を構築し、コロナ禍の状況にも対応しています。

BtoB物流の今、そして未来

BtoCの配達では非対面の「置き配」が広まっていますが、BtoBの物流現場は今も対面が主流で、紙を使う業務も多くあります。とはいえ、これからは物流業界全体で非接触・非対面の物流サービスや業務のデジタル化を考えていかなくては、という意識が強まりました。

体力を強化し、変化に応える

今後、メーカーは市場動向を見ながら事業活動を活性化させるでしょう。その生産・出荷・在庫のバランスに柔軟に応えられるよう、物流現場の体力強化を図ります。全国を網羅する事業所や協力会社との強い横のつながりがあれば、将来のパンデミックや災害にも対応できると信じています。

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