大和ハウス工業株式会社

DaiwaHouse

DXアニュアルレポート2021

DX推進を支える組織体制

大和ハウスグループの戦略的IT活用

当社は、シナジーを求めて次々に事業領域を拡大し成長を続けていくなかで、早くからITを活用してきました。
設計・生産の技術系部門では、1970年からコンピュータを導入し、設計積算・工場発注のシステムが本格稼働しました。1982年には業界初となる対話型自動設計システム(CADNET)を導入し、2014年には賃貸住宅の設計において3次元CADを導入しました。

管理部門では、1983年に全国の事業所・工場にコンピュータを導入し、会計・人事の業務で本格的に使用を開始しました。そして、2000年問題(*1)への対応として、新たに「新会計システム」を1999年から稼働しました。その後、事業の発展とともにシステムが肥大化し、成長の足かせとなる恐れが出てきたため、ERPを活用して人事・会計などの情報を統一的・一元的に管理する経営基盤システム「DG-CORE」(*2)を2012年に導入しました。情報系のシステムでは、1988年に取引先別に取引実績を検索できる「CBANKシステム」を稼働させ、1997年にはイントラネット「D-inet」の運用を開始しました。そして2005年、社員一人ひとりの情報活用を目指し、1人1台パソコンを導入し、それに合わせて業務推進システム「D-SMART」を開発・稼働しました。2010年にはD-SMARTのグループウェア機能を「DG-PORTAL」としてグループ会社に展開しました。また、2012年には「DG-CORE」を稼働させ、2014年には3次元CADを導入しました。(図1)

このように、当社グループの成長や社会の変化を常にキャッチアップし、最新のITをビジネスに適用してきました。今後も時代の変化を見通し、社会貢献に向けた価値創造と、より良い暮らしの実現に向けたIT活用に積極的に取り組んでいきます。

(*1)2000年問題:西暦2000年になるとコンピュータが1900年と認識して誤動作の恐れがあるという問題
(*2)DG-CORE:人事・会計などを管理するERPを活用した経営基盤システム

図1:大和ハウス工業の戦略的IT活用

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