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近年、気候変動を要因とする気象災害の頻発化と激甚化が顕著になっています。また、「パリ協定」の採択を機に、世界は脱炭素に大きく舵を切り、日本も2050年までに温室効果ガスの排出量を全体でゼロにすることを2020年に明言しました。
気候変動による気象災害の頻発化と激甚化は、大和ハウスグループの提供価値の根幹である、住まいや暮らしの安全・安心が脅かされることとなります。このような潮流から、地球環境を守るという使命感はもとより、当社グループのビジネスを守り、今後グローバルに事業を展開していくためにも、脱炭素を掲げ推進していくことが重要だと考えています。
当社グループは、脱炭素社会の実現とエネルギーの効率利用を図るため、「エネルギー“ゼロ”の住宅・建築・街づくり」に注力しています。住宅や建築物は、長期間にわたり居住・使用され、この期間のCO2排出がライフサイクルにおいて最も多くなります。そのため、新たに建てる住宅や建築物での省エネ・創エネ・スマート化の推進が、より一層重要になるとともに、個々の建物における対策を街全体に広げ、より効率的かつ広範囲でのエネルギーのゼロ化を進める必要があります。
さらに今後は、住宅や建物間、街での電力融通による地域でのエネルギー自給や、太陽光発電所を住まい手でシェアするなど、エネルギーと暮らしの新たなカタチを追求し、より快適で暮らしやすい街づくりを目指します。
これらの取り組みによって、当社グループは「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に取り組んでいきます。
生活の質を向上させながら、CO2排出量と光熱費が「0(ゼロ)」となるエネルギー自給住宅の実現を目指します。
外張り断熱通気外壁
太陽光発電を標準搭載
xevoシリーズ発売
業界初のZEH※を実現
「xevo YU」発売
※ネット・ゼロ・エネルギー
・ハウス
太陽光発電・HEMS・蓄電池を搭載
「スマ・エコ オリジナル」発売
電力自給住宅の実証実験スタート
全商品でZEH対応
「xevo Σ」シリーズ
自社施設での実証プロジェクトをふまえ、多様な用途の建物で環境配慮技術をパッケージ化した「D's SMARTシリーズ」を開発しています。
D's SMART「OFFICE」発売
(実証検証)オフィス
「大和ハウス愛知北ビル」
同「STORE」、「FACTORY」発売
同「LOGISTICS」、「SILVER」※発売
(実証検証)工場、物流施設
「大和ハウス奈良工場」
「DPL相模原」
※介護施設
同「MEDICAL」※発売
ZEB第1弾「京都銀行東長岡支店」
ZEB第2弾「P・Fオートメーション新社屋」
※医療施設
佐賀ビル
電気を自給自足するオフィス
ZEBの普及
「倉谷アルミ工作所(富山県)」
※ZEB建設実績92棟(2020年度)
グループの総合力を活用し、街に新たな価値を提供、年を経るごとにその価値が向上していく街づくりを目指します。
日本初のネット・ゼロ・エネルギー・タウン
「スマ・エコタウン晴美台」※ を開発
地域ごとに特色あるスマートタウンを展開
環境+子育て…「IKUMACHI(育まち)吉川美南プロジェクト」
環境+コミュニティ…「スマ・エコシティ相模原光が丘エコタウン」※
環境+新たな暮らし…「スマ・エコシティつくば研究学園」※
日本初、太陽光発電所の収益を住民サービスに活用
「スマ・エコタウン陽だまりの丘」※
戸建住宅間の「電力融通」
「セキュレア豊田柿本」※
施工から暮らしまで再エネ電気100%のまちづくり
「船橋グランオアシス」※
※全て分譲済