大和ハウス工業株式会社

DaiwaHouse

2017/04/25

報道関係各位

大和ハウス工業株式会社
代表取締役社長 大野 直竹
大阪市北区梅田3-3-5

■居室の「真の広さ」は「面積」から「体積」へ

「天井高ひろがり体感ブース」期間限定でオープン

 大和ハウス工業株式会社(本社:大阪市、社長:大野直竹)は、2017 年4月29日(土)、天井高の違いがもたらす開放感を実際に体感いただける「天井高ひろがり体感ブース」を、「大和ハウス東京ビル」において期間限定でオープンします。
 あわせて、2014年1月に発売した天井高2m72cmの提案がご好評いただいている「xevoΣ(ジーヴォシグマ)」に、天井高2m80cm(※1)の提案バリエーションを追加し、同日よりリニューアル発売します。

 「大和ハウス東京ビル」の1階ロビーにて公開する体感スペースには、このたび提案を開始する天井高2m80cmのブースを設置しました。リビングに見立てたブース内では、従来の「xevoΣ」からより高くなった天井高を実際に体感することができます。
 また、一般的な戸建住宅に採用されている2m40cmのブースの天井高も併設し、お客さまに天井高の違いがもたらす「真の広さ」を体感いただけるようにしました。

※1.1階の一部で提案可能。

 

■概要

 名称:「天井高ひろがり体感ブース」

 所在地:「大和ハウス東京ビル」(東京都千代田区飯田橋三丁目13番1)

 公開期間:2017年4月29日~2017年7月31日

 営業時間:10:00~17:00(定休日:なし) ※予約不要

 規模:高さ約3.2m×幅約16.1m×奥行き約4.2m(延床面積:36.48㎡)

 来場目標:2,000組

 お問い合わせ先:住宅事業推進部 03-5214-2198(10:00~17:00、土日祝定休)

 

■「xevoΣ」リニューアル背景

 これまで住宅や居室の広さは、体積ではなく面積を指標とすることが一般的でしたが、2つの同じ体積の部屋の一方の床面を狭くし、狭くした分の天井を高くした部屋への印象比較実験(※2)では、天井が高い部屋の体積の方が、10%程度大きいと感じたという知見が得られています。
 そのような中、当社は天井の高さがもたらす空間の拡がりにいち早く着目し、2015年9月に床の高さに変化を与えて最大3m8cmの天井高を実現する「グランリビングモア」を発売し、高い天井高による大空間を訴求した結果、天井高2m72cmの採用率は年々増加し、直近(※3)では約75%となりました。

【天井高に関する知覚実験 イメージ】

 また、2016年9月には縁や続き間という和の住まいの特長を取り入れた「和のグランリビング」を採用した「xevoΣ 和暮らし」を発売し、提案バリエーションを拡大。「xevoΣ」は2014年1月の発売以降、累計販売棟数は約10,000棟(※4)となりました。
 体積に関する知覚実験と、「xevoΣ」の発売実績から、都心などの建築面積が限られる狭小地においても、天井高をより高くし、知覚される体積を増やすことで、さらなる開放感を感じられると考え、「xevoΣ」の天井高をさらに高め、リニューアル発売することとなりました。
 

※2.参考URL:http://www.daiwahouse.co.jp/column/lifestyle/tenjo-takasa/page01.html

※3.2016年10月1日~2017年3月31日。

※4.2017年4月25日時点。

■「xevoΣ」リニューアル特長

1.天井高2m80cmの大空間を活かした空間提案

 このたびリニューアルする「xevoΣ」では、標準の天井高2m72cmから8cm伸ばした2m80cmの提案を追加しました。
 梁型のないすっきりとした大空間を提案する「2m80cmフラット天井」(※5)と、2m72cm天井の一部を折り上げる「2m80cm折上天井」の提案により「xevoΣ」の大空間をさらに拡大しました。また、床を一部下げた「グランリビングモア」と組み合わせることで、天井高最大3m16cmの提案が可能となり、さらなる高さで広がりを感じることのできる大空間を提案します。
 さらに、欄間(※6)を組み合わせた室内ドアや上下に連続して組み合わせた窓枠など、床面から天井面いっぱいまでの高さを持った建具を採用。これにより、室内ドア上や窓上の壁面が垂れ壁(※7)とならないため、空間全体に一体感をもたらし、整然とした印象を与えます。

※5.プランにより天井に梁型が出る場合があります。

※6.天井面と建具上部の間に設ける部材のこと。

※7.天井から垂れさがった形状の壁のこと。

2.高い天井高を屋外からも感じさせる外観デザイン

 外観デザインでは、「xevoΣ」の高い天井高による開放的な空間を、屋外からも感じられるデザインを採用。窓周りに装飾的なピラー(※8)と木調の幕板を組み合わせることで、垂直方向のラインを強調し、窓を印象的に見せるデザインとしました。
 また、天井高に合わせた専用の玄関ドア「グランフル玄関ドア」を標準仕様とし、窓枠などの建具との一体感を高めることで、垂直方向のラインをさらに強調し、意匠性を高めます。

※8.外壁に取り付ける棒状角形の化粧材。

■専門家のコメント

 私の実家は、たいへん天井の低い家でした。問題は感じていなかったのですが、反動のためか天井の高い家に漠然と憧れていたように思います。そのような体験から、住宅の天井の高さが人の心理、日常生活にどのような影響を与えるのかを研究するようになりました。これまでに行った実験や訪問調査の結果、低い天井からは落ち着き感が得られ部屋に親しみを覚えるといった意見を頂く一方で、高い天井からは開放感が得られ大勢で過ごしても息苦しさを感じないといった意見を頂くことができました。
 天井の高さがもたらす効果は未だはっきりしない点もあるのですが、その可能性には多くの人が気づいているようです。目的に応じて望まれる部屋の広さが異なるように、天井高にも高くあるべき部屋と低く抑えるべき部屋があるように思います。天井高の工夫も豊かな住空間を創り出す大切な要素であると考えます。

 

東京電機大学情報環境学部

准教授 大崎淳史先生

2003年 東京大学大学院工学系研究科建築学専攻博士課程修了、2005年 博士(工学)。2014年より東京電機大学情報環境学部准教授。専門分野は建築学、環境心理学で、バリアフリー環境、空間認知を主な研究領域とする。代表的な論文に「行為のイメージ・展開からみた住宅の天井高に関する研究」(2009年)、「特別支援学校における情報伝達手段としての教室計画に関する研究」(2014年)、「天井走行式リフター設置にともなう肢体不自由児の生活環境の変化 肢体不自由児の住宅における生活環境に関する事例研究」(2008年)など。

 

商品概要

商品名

:「xevo Σ(ジーヴォシグマ)」

発売日

:2017年4月29日

販売地域

:全国(沖縄を除く)

販売価格

:モデルプラン126.23㎡で2,647万円(69.3万円/坪)

(税込み、幅約3.2m×奥行約3.2mの「2m80cm折上天井」採用の場合)

販売目標

:年間6,000棟

プラン

:自由設計

構造

:工業化住宅、軽量鉄骨造 平屋建・2階建

お客さま

お問い合わせ先

:大和ハウス工業株式会社 コンタクトセンター

フリーコール:0120-590-956(平日9:00~21:00)

 

■商品サイトURL http://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/shohin/xevoSIGMA/concept.html

 

 

 

【豊かな未来へ、豊かな自然と共に。】

以上

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