2018/05/30
報道関係各位
■羽田空港近接、日本最先端のバイオメディカルタウン
キングスカイフロント「A地区(一次開発)」まちびらき 川崎キングスカイフロント東急REIホテル6月1日(金)開業 |
大和ハウス工業株式会社(本社:大阪市、社長:芳井敬一、以下「大和ハウス工業」)が、川崎市(市長:福田紀彦)と連携し、神奈川県川崎市川崎区殿町にて開発を進めておりました、キングスカイフロント「A地区(一次開発)」が完成し、本日まちびらきを行いました。
あわせて、当地区内で株式会社東急ホテルズ(本社:東京都渋谷区、社長:小林昭人)が運営する「川崎キングスカイフロント東急REIホテル」が、6月1日(金)に開業します。
【キングスカイフロント「A地区」完成イメージパース】 |
「A地区」は、世界初となる使用済みプラスチック由来低炭素水素を活用したホテル「川崎キングスカイフロント東急REIホテル」と、医薬品や医療機器、再生医療等のライフサイエンス関連企業の研究拠点となる研究棟5棟からなる地区で、今回は一次開発として、ホテルと研究棟2棟のまちびらきを行いました。 2021年度に「A地区」全体の完成を目指し、今後も3者が連携し、キングスカイフロントの発展に貢献していきます。
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■背景 キングスカイフロント(※1)は、最先端のライフサイエンス産業・研究機関が集積する国際戦略拠点として整備が進み、62機関の進出(※2)が決定し、研究機関との連携により新たなイノベーションが生まれています。そのような中、2014年6月にキングスカイフロント「A地区」の4.6ha(※3)の土地を大和ハウス工業が取得。同月に大和ハウス工業と川崎市が「川崎市と大和ハウス工業によるキングスカイフロントまちづくりに関する覚書」を締結。東京国際空港に近接している立地を活かし、キングスカイフロントのコンセプトである「最先端のライフサイエンス産業・研究機関が集積する国際戦略拠点」としてのまちづくりを行うため、「A地区」は、「賑わい・交流機能」を創出することをテーマに開発に着手しました。 2020年度には、当エリアと東京国際空港を結ぶ「羽田連絡道路」の開通が予定され、東京国際空港へのアクセスがさらに便利になり、当エリアから世界各国にスピーディーにつながる立地となります。 ※1.いすゞ自動車川崎工場跡地。 ※2.2018年4月1日現在。 ※3.東京ドーム約1個分。 |
1.「賑わい・交流機能」をコンセプトとしたまちづくり 「A地区」は、敷地面積が4.6haで、ホテルと研究棟5棟からなる地区です。 当地区は、人を呼び込み、賑わいの街並みを形成するために、どなたでも敷地に入ることができ、他企業とも交流しやすいフェンスのない開放的な地区としました。 また、当地区の敷地に隣接した2つの既存の公園を緑で南北につなぐ「プロムナード」(※4)をつくり、各研究棟の1階には、「プロムナード」に面したコミュニティスペースやショールームを設け、研究者や学生、地域住民などが集いやすく交流しやすいまちづくりを進めています。 ※4.遊歩道のこと。 【キングスカイフロント「A地区」全体計画】 |
2.”The WAREHOUSE(ザ・ウエアハウス)”をコンセプトとするライフスタイルホテル 「川崎キングスカイフロント東急REIホテル」 (1)ただ泊まるだけではない、滞在を楽しむ機能と過ごし方を提案 「川崎キングスカイフロント東急REIホテル」は、“The WAREHOUSE” (※5)をコンセプトに、まるで京浜工業地帯に昔からあった倉庫が生まれ変わったような、ありのままの素材感が「味」となる斬新なデザイン空間で、訪れるお客さまにこの場所らしさを深く印象づけます。 また、ただ泊まるだけのホテルではなく、サイクリングやランニングといったリバーサイドアクティビティや気分転換のエクササイズ、多摩川を眺める大浴場でのリフレッシュ、羽田空港の夜景を一望する「レストランテラス」で飲むオリジナルクラフトビールなど、ライフスタイルに合わせた滞在が楽しめる機能も備えました。 ブランド名「REI」に込めた”Relax, Enjoy, Impressive”を最大限に表現するライフスタイルホテルとして、キングスカイフロントを訪れるお客さまに楽しんでご利用いただける、新しいホテルのあり方を提案します。 なお、当ホテルの企画プロデュースは、入川スタイル&ホールディングス株式会社が行い、賑わいの創出に向けたインバウンド需要の取込みや、進出企業と地域との連動などの取り組みを進めます。 ※5.倉庫のこと。 |
(2)世界初 使用済プラスチック由来低炭素水素を活用 川崎市周辺で回収された使用済みプラスチックを原料に、昭和電工株式会社川崎事業所で作られた低炭素水素をホテルにパイプラインで送り、純水素燃料電池により、ホテル全体の約3割の電気や熱などを賄う世界初のホテルです。 なお当ホテルは環境省の「地域連携・低炭素水素実証事業」に協力しています。 |
3.最先端の研究棟バイオメディカルラボ 「Research Gate Building(リサーチ・ゲート・ビルディング)」 当研究棟は、次世代の医療として大きな成長が期待される再生・細胞医療の研究をはじめ、最先端の医療技術、医療機器の研究開発等を行うことができる最先端のバイオメディカルラボです。 「Research Gate Building -TONOMACHI Ⅰ-(リサーチ・ゲート・ビルディング・トノマチ・ワン)(以下:「RGBⅠ」)」は、研究所と小売店からなる敷地面積2,614.47㎡、延床面積2,842.99㎡、4階建の施設です。1階には、コンビニエンスストア、2階から4階は、国内外のライフサイエンス分野関連企業の入居を見込んでいます。 「Research Gate Building -TONOMACHI Ⅱ-(リサーチ・ゲート・ビルディング・トノマチ・ツー)(以下:「RGBⅡ」)、Medtronic Innovation Center Japan(メドトロニック イノベーションセンター ジャパン)」は、ツインタワー構造で、敷地面積6,854.65㎡、延床面積10,769.86㎡、4階建の施設で、川崎市や慶應義塾大学、国立大学法人東京工業大学、大日本住友製薬株式会社、日本メドトロニック株式会社、(予定)公立大学法人神奈川県立保健福祉大学が入居し、産官学が連携し、最先端のバイオメディカル研究開発や人材育成、IT創薬の研究等を行います。 |
■今後について 今後、「A地区(二次開発)」において、敷地面積26,448.28㎡、延床面積約40,000㎡からなる3棟の研究棟を建設し、国内外の医療・化学分野関連企業を誘致し、2021年度に「A地区」全体の完成を目指します。
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■A地区概要 所在地:神奈川県川崎市川崎区殿町3丁目25番9、10、11他 交通:京浜急行電鉄「小島新田駅」徒歩15分 JR東日本「川崎駅」よりバス約22分 敷地面積:46,172.96㎡ |
■A地区概要 |
以上