2020/05/18
ニュースレター
大和ハウス工業株式会社
代表取締役社長 芳井 敬一
大阪市北区梅田3-3-5
■危険物を保管できる物流倉庫を併設
北陸初のマルチテナント型物流施設
|
大和ハウス工業株式会社(本社:大阪市、社長:芳井敬一)は、2020年6月1日、富山県射水市においてマルチテナント型物流施設「DPL富山射水」を着工します。着工に先立ち2020年5月18日、起工式を執り行いました。
「DPL富山射水」 |
●ポイント 1.北陸初のマルチテナント型物流施設 2.危険物対応物流倉庫を併設 3.交通アクセスに優れた立地 |
1.北陸初のマルチテナント型物流施設 「DPL富山射水」は、北陸(富山県、石川県、福井県)初のマルチテナント型物流施設です。マルチテナント型物流施設とは、複数の企業さまの入居を想定した汎用倉庫で、テナント企業さまは建設費や維持管理費を抑えて物流事業を展開することができるのが特徴です。 また、自社専用に建設するBTS型物流施設と比べ、事業開始までの期間を短くすることができ、物流ニーズの多様化により、急速に変化する事業環境の中でスピーディに事業を展開することができます。 さらに、本施設では最大5社(常温倉庫:3社、危険物倉庫:2社)のテナント企業さまが入居できます。常温倉庫の荷物搬出入は、45フィート(※1)トラックが最大54台接車可能なトラックバースを設けているため、荷捌きなどにかける作業効率を向上できます。 ※1.約13.7m(1フィート=305mm) |
2.危険物対応物流倉庫を併設 「DPL富山射水」は、危険物倉庫を2棟(延床面積1,922.40㎡)併設しています。危険物倉庫では、石油やアルコール、動植物油などの燃えやすい液体(第4類危険物)を保管できるため、石油製品や化学品などを取り扱う企業にもご利用いただけます。 |
3.交通アクセスに優れた好立地 「DPL富山射水」は、北陸自動車道「小杉インターチェンジ」から約1kmと近接しており、富山県内のみならず、北陸・東海へのアクセスも容易です。そのため、物流エリアの広域化・複雑化が進む中で、テナント企業さまのニーズに応えることができます。 ■周辺地図 |
■建物概要
|
●当社の物流施設事業 当社の建築事業は、1955年の創業以来、工業化建築のパイオニアとして製造施設、医療・介護施設、オフィスなどさまざまな事業用建築を手がけるとともに、物流施設3,000棟以上を開発してきました。 2002年以降は、物流施設の設計・施工にとどまらず、物流最適地の提案から維持管理に至るまで、お客様の事業スキームにあわせた専用の物流施設をコーディネートする当社独自の物流プロジェクト「Dプロジェクト」を開始。不動産や金融など各分野のパートナーを組み合わせ、自社保有・ノンアセット・不動産流動化など物流不動産ソリューションを展開しています。 これまで「Dプロジェクト」では、特定企業向けの物流倉庫であるオーダーメイド型のBTS型物流施設に加え、立地条件の良い場所に複数のテナントが入居可能で短期的な物流ニーズにも迅速に対応できるマルチテナント型を展開し、全国で251ヶ所・総延床面積約813万㎡の物流施設の開発を手がけてきました。(※2) ※2.2020年3月31日現在。施工中含む。 |
以上