2020/09/03
ニュースレター
大和ハウス工業株式会社
西日本鉄道株式会社
テキサス州ヒューストンにおける超高層賃貸住宅開発事業
「Block 98 Project
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大和ハウス工業株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:芳井敬一、以下「大和ハウス工業」)と西日本鉄道株式会社(本社:福岡市博多区、代表取締役社長執行役員:倉富純男、以下「西日本鉄道」)は、アメリカ合衆国(以下、「米国」)テキサス州ヒューストンにおいて進めている、超高層賃貸住宅開発事業「Block 98 Project(ブロック ナインティエイト プロジェクト)」(以下、「ブロック98プロジェクト」)の概要が決定しましたのでお知らせします。
【「ブロック98プロジェクト」外観イメージ】 |
同事業は、大和ハウス工業の米国現地法人Daiwa House Texas, Inc.(ダイワハウス テキサス)と西日本鉄道の米国現地法人NNR Realty Investments USA, Inc.(エヌエヌアール リアルティー インベストメンツ ユーエスエー)、米国大手不動産会社Trammell Crow Company, LLC(トラメル クロ― カンパニー)の子会社であるHigh Street Residential(ハイストリート レジデンシャル)などが2019年11月25日に設立した「Block 98 Houston LLC(ブロック ナインティエイト ヒューストン)」を通じて行うプロジェクトです。 「ブロック98プロジェクト」は、テキサス州ヒューストンのダウンタウンに位置した、地上43階建ての超高層賃貸住宅を開発するプロジェクトで、総戸数307戸、敷地面積1,860㎡、延床面積66,084㎡、竣工は2023年4月を予定しています。 |
●ポイント 1.地上43階建て、総戸数307戸の超高層賃貸住宅プロジェクト 2.人口増加が著しいテキサス州ヒューストンでの賃貸住宅開発事業 3.ヒューストンのダウンタウンに位置した好立地 |
1.地上43階建て、総戸数307戸の超高層賃貸住宅プロジェクト 当プロジェクトは、テキサス州ヒューストンのダウンタウンに位置した、地上43階建て、総戸数307戸の超高層賃貸住宅を開発するプロジェクトです。 共用部には、入居者専用の会議室、コワーキングスペース、クラブルーム、屋外でバーベキュー等が楽しめる屋外テラスを設置。また、ドアマンを配置するなど、セキュリティに配慮しています。あわせて、最上階の43階には屋外プールを設置し、ヒューストンのダウンタウンの景色を楽しむことができます。 間取りは、幅広いお客さまにご満足いただけるよう、スタジオタイプ(※1)から1ベッドルーム、2ベッドルーム、3ベッドルーム、ペントハウス(※2)の5種類26パターンと多彩な間取りをラインアップしました。 ※1.ワンルームタイプのこと。 ※2.上層階に設けられるメゾネットタイプ等の特別仕様の部屋のこと。 |
2.人口増加が著しいテキサス州ヒューストンでの賃貸住宅開発事業 テキサス州ヒューストンは、テキサス州の南東部に位置し、人口約700万人、全米第5位の人口を誇る都市圏(※3)です。人口増加予想によると、2019年の約700万人から2023年には約780万人に増加する予定です。 ※3. ヒューストンを中心とするHuston-The Woodlands-Sugar Land(ヒューストン・ザ・ウッドランズ・シュガーランド都市圏)。 |
3.ヒューストンのダウンタウンに位置した好立地 (1)公園やショッピングセンターに徒歩圏内 ヒューストンのダウンタウン中心地には、湖や芝生の広場、イベントが行えるステージなどがある約48,500㎡(※4)の広さを誇る公園「Discovery Green(ディスカヴァリー・グリーン)」があり、年間300件以上のイベントが実施されています。 また、MLBベースボールスタジアム「Minute Maid Park(ミニッツメイド・パーク)」(ヒュートン・アストロズの本拠地)やNBAバスケットボールスタジアム「Toyota Center(トヨタセンター)」(ヒューストン・ロケッツの本拠地)なども徒歩圏内に位置しています。 あわせて、当プロジェクトは、ダウンタウンにある大型ショッピングモール「The Shops at Houston Center(ザ・ショップス・アット・ヒューストンセンター)」と一部のオフィスビルが、空中歩道でつながっているため、天候を気にせずオフィスやショッピング、レストランに行くことができます。 ※4. 東京ドーム約1個分。 |
(2)交通利便性の高い立地 当プロジェクトから徒歩2分の場所には、ライトレール駅「Convention District(コンベンション・ディストリクト)」があり、交通の利便性の高い場所に位置しています。 また、国際空港「George Bush Intercontinental Airport(ジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタル空港)」まで車で約30分、「William P. Hobby Airport(ウィリアム・P・ホビー空港)」まで車で約20分と、全米をはじめ、世界各地へもアクセスが良い立地です。 |
■建物概要
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■事業主体
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■各社概要 <大和ハウス工業株式会社> 1955年4月5日、「建築の工業化」を企業理念に創業。以来、戸建住宅をコア事業に、賃貸住宅、分譲マンション、商業施設、事業施設(物流施設、医療・介護施設等)、環境エネルギーなど幅広い領域で事業を展開しています。 米国では、1976年に「ダイワハウス コーポレーション オブ アメリカ」を設立し、分譲住宅1万戸を建設しました。その後、2011年に再進出し、これまでに11物件、約4,300戸の賃貸住宅を手掛けてきました。また、2017年には米国東部で戸建て住宅事業等を行うスタンレーマーチン社、2020年2月には米国西部で不動産開発事業等を行うトゥルーマーク社がグループ入りし、米国事業の拡大を進めています。 |
<西日本鉄道株式会社> 1908年12月17日、前身会社「九州電気軌道株式会社」設立。「まちに、夢を描こう」を企業メッセージとして掲げ、福岡を中心とした北部九州を事業基盤とし、鉄道・バスの運輸業を中核に、商業施設の運営や住宅などの不動産業、ホテル・レジャー業、流通業など地域の生活に密着した幅広い事業のほか、国際物流事業では、世界28カ国・地域116都市(2020年6月末現在)に展開しております。海外における不動産開発としては、分譲住宅を中心に、2015年のベトナム進出以降、インドネシア、タイおよび米国に進出し、現在までに13プロジェクト(約20,000戸)に参画してまいりました。米国では、収益不動産開発事業として2018年から賃貸住宅開発、2019年から物流施設開発を進めております。 |
<High Street Residential(ハイ ストリート レジデンシャル)> High Street Residentialは、Trammell Crow Company(トラメル クロー カンパニー)の全額出資子会社で、集合住宅の開発を専門としています。都市型複合住宅地開発の他、既存施設の再開発等に関して多くの実績があります。過去15年間に手掛けたプロジェクトは合計15億ドル超にのぼり、現在は約3,500戸の案件を擁しています。 |
以上