2020/09/11
報道関係各位
大和ハウス工業株式会社
代表取締役社長 芳井 敬一
大阪市北区梅田3-3-5
■マンション各戸へ太陽光発電エネルギーの供給を実現
「プレミスト平和台」が「ZEH-M Ready
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大和ハウス工業株式会社(本社:大阪府大阪市、社長:芳井敬一、以下「大和ハウス工業」)と東京電力グループの株式会社ファミリーネット・ジャパン(本社:東京都品川区、代表取締役:黒川健、以下「FNJ」)は、大和ハウス工業のスマートマンションサービス「D'sエネルギープラン」(※1)で採用している高圧一括受電サービスに太陽光発電システムで発電した電力を新たに組み合わせることで、再生可能エネルギーをマンション各戸へ供給し自家消費を実現するスキームを共同開発しました。
大和ハウス工業が、2020年9月12日(土)より、販売を開始する分譲マンション「プレミスト平和台」(東京都練馬区、総戸数60戸)に本スキームを採用した結果、経済産業省の「2019年度 二酸化炭素排出抑制対策事業等補助金<集合住宅(低層・中層)における低炭素化(ZEH-M化)促進事業>」において「ZEH-M Ready(ゼッチ・マンション レディ)」(※2)に採択されました。 ※1. 高圧一括受電サービス、電力使用量の見える化、インターネット環境の整備を組み合わせたサービス(商標第5973643号)。 ※2. 地域ごとに設定された外皮の断熱性能の基準をクリアし、高効率な設備・システムの導入により室内環境の質を維持しつつ、エネルギー消費量を50%以上削減した4~5階建の集合住宅が対象。
【太陽光発電エネルギーを活用した「プレミスト平和台」スキーム図】 |
今後も両社は、外壁や窓に断熱性能が高い建築資材を用いる省エネと、太陽光発電システムによる創エネを組み合わせ、一次エネルギー消費量 をゼロに近づける住まいを目指すとともに、価値ある住まいづくりの提供に向けたさらなる共同研究に取り組みます。 |
●本スキームについて 太陽光発電システムを導入するマンションの多くは、エントランスや廊下の照明、エレベーターなど、共用部の電源として利用するにとどまっていました。 今回両社は、「D’sエネルギープラン」のスキームをさらに進化させ、高圧一括受電サービスに太陽光発電システムで発電した電力を新たに組み合わせることで、各戸にパワーコンディショナー(※3)を設置せずに、太陽光発電システムで発電したエネルギーの供給を可能としました。発電で得られた収益は、管理組合が一括で支払うインターネットサービス「ヒカリライフ-ネットwithサイバーホーム」(※4)の使用料やエネルギーマネジメントシステム維持費へ充当することで、ご入居者の費用負担を減らします。 ※3. 電流の変換装置。 ※4. 大和ライフネクスト株式会社提供。 |
●「プレミスト平和台」について 「プレミスト平和台」は、東京メトロ有楽町線・副都心線の「平和台駅」から徒歩3分の場所に位置しているため、通勤・通学に便利な分譲マンションです。周辺には、大型商業施設やスーパーなど生活利便施設をはじめ、教育施設や医療施設も充実しています。 また、駅近でありながら良好な住環境を守る第一種中高層住居専用地域(※5)に位置しているため、静かな住環境で、近隣には緑豊かな公園も点在しています。 当物件は、ご入居者への快適な居住空間の提供と省エネルギー化実現のため、太陽光発電システムに加え、高性能断熱材や高効率設備(※6)などを採用し、省エネルギー性能に優れた住まいとしてBELS(※7)による最高等級も取得しています。 ※5. 一部近隣商業地域。 ※6. 高効率空調設備や高効率給湯設備、LED照明など。 ※7. 建築物省エネルギー性能表示制度のことで、新築・既存の建築物において、省エネ性能を第三者評価機関が評価し,認定する制度。 【「プレミスト平和台」完成予想パース】 |
●物件概要
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以上