2021/10/05
ニュースレター
大和ハウス工業株式会社
代表取締役社長 芳井 敬一
大阪市北区梅田3-3-5
●豊富な品ぞろえの大型店舗を揃えた春日井市最大となるショッピングセンター
「iias(イーアス)春日井」を10月22日(金)に開業します |
大和ハウス工業株式会社(本社:大阪市、社長:芳井敬一)は、愛知県春日井市において開発中の大型商業施設「iias(イーアス)春日井」(以下「イーアス春日井」)を、2021年10月22日に開業します。
「イーアス春日井」は、商業施設「ザ・モール春日井店Part 1」跡地に開発される、3階建て・延床面積約8.2万㎡の春日井市最大の大型商業施設です。 当施設のテナントは、食品スーパー「西友」をはじめ、カジュアルウェアの「ユニクロ」・「ジーユー」、国内最大の「無印良品」といった幅広い大型テナントを含む61店舗で構成します。ボウリング・カラオケ・アミューズメント・スポッチャなど、遊びの複合エンターテインメント施設「ラウンドワン」やバラエティに富んだ飲食店・フードホールなど、日常の「モノ」消費から休日の「コト」消費まで、大人も子供も楽しめる施設構成としました。 今後は、子育て環境を重視した暮らしを志向するファミリー層からシニア層まで、春日井市周辺にお住まいの幅広いお客さまのニーズに寄り添うコミュニティ拠点として、愛される施設を目指します。 |
●「イーアス春日井」のポイント 1.「デイリー・プラス・ニュー」をキーワードに、お客様のニーズに応えるショップが多数出店 2.新たな地域コミュニティの拠点として設備やモビリティ・サービスを展開 3.地元の人々に長く親しまれてきたステンドグラスのリモデル 4.どなたでも快適にお過ごしいただける施設共用空間づくり |
■施設コンセプトは「みんなのにわ かすがい」 地域の方々の「憩いの場」、このまちを訪れる人の「癒しの場」。先進的ながらもどこかぬくもりのある、誰もが気軽に集える、そしてつながる。そのような場所になることをめざします。そして、「暮らしやすさと幸せをつなぐまち かすがい」の街づくりに貢献してまいります。 |
1.「デイリー・プラス・ニュー」をキーワードに、お客様のニーズに応えるショップが多数出店 「イーアス春日井」では、「デイリー・プラス・ニュー」をキーワードに、子どもから高齢者までお客さまの日常利用に新たな楽しみを提供する店舗構成としました。 |
(1)広い店舗面積を確保した豊富な品揃えの大型店舗 「イーアス春日井」では、各店舗の品揃えを豊富にし、日々のお買い物をより楽しんでいただくため、各テナントの店舗面積を広めに確保しました。当社がこれまで保有・管理しているショッピングセンターの1区画当たり面積は約450㎡(※1)ですが、今回は約530㎡まで拡大させました。 ※1. 多くの専門店で構成するモール型ショッピングセンターだけでなく大型専門店を集めたパワーセンター型ショッピングセンターも含む。 |
(2)「食」を楽しめるフードホールの設置やイベント開催 「イーアス春日井」では、1階にグルメ広場として、フードホール「Tabeyard(タベヤード)」や、物産展などを開催するイベントスペース「KASUGAI MARCHE(かすがいマルシェ)」を設置しました。 「Tabeyard(タベヤード)」では、580席(一般498席・キッズ72席)(※2)が設けられており、食事やスイーツなどを楽しめる店舗を用意しました。「KASUGAI MARCHE」は、パーゴラをイメージした天井装飾や石畳調のタイル貼りで市場感を演出するイベントスペースとし、「食」をテーマにしたイベントを展開していきます。 ※2. 通常レイアウト時の座席数。 |
(3)潤いある生活を提案するゾーン「本と珈琲と暮らし」 スターバックスやくまざわ書店などが併設する「本と珈琲と暮らし」では、本やコーヒー、生活雑貨、レッスンスクールなどが一つのゾーンに集まることで、日常使いに広がりを生み、お客さまの興味に新たな発見を提供します。 |
【本と珈琲と暮らし】 |
(4)お客さまの暮らしに役立つ国内最大の「無印良品」 「イーアス春日井」には、国内最大の「無印良品」が出店します。店舗面積(約1,650坪)を誇る本店舗では、日々の生活を充実したものにする日用品・食品・収納用品の販売はもちろん、地域のお客さまが交流する場の提供や、春日井市と連携した地域振興の取り組みなどを通して、地域の方々の暮らしに役立つ“コミュニティセンター”となることを目指しています。
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(5)一日中、どなたでも楽しめるエンターテインメントの「ラウンドワン」 「ラウンドワン」では、ボウリングやカラオケ、クレーンゲームなど子どもから高齢者まで、幅広い年代の方に楽しめる設備を設置しています。 |
2.新たな地域コミュニティの拠点として設備やモビリティ・サービスを展開 (1)新たな地域コミュニティの拠点として設備導入 |
「イーアス春日井」は、地域のコミュニティ拠点としてお客さまが長時間過ごせるよう、心地よい空間を演出するスペースを確保します。象徴的な大型シーリングファンや木調ルーバーを採用する「NATURE FIELD(ネイチャー・フィールド)」は、お客さまのコミュニティスペースとして運営していきます。 |
【NATURE FIELD(ネイチャー・フィールド)】 |
(2)モビリティ・サービスの提供に向けた事業委託 「イーアス春日井」では、「withコロナ」に対応しながら地元応援・地産地消推進による地域活性化を図る、かすがいGOGO株式会社が、デリバリーサービスやシェアバイクサービスを提供します。 当社では、「イーアス春日井」開発当初より「お客様サービス」「テナントのセールスサポート」「地域への貢献」「脱炭素社会への貢献」を重要テーマとして掲げ、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(KMD)およびFuture株式会社と共同研究を行ってまいりました。 その結果、新しい生活様式が浸透する中で、モビリティ・サービスが地域課題を解決する新たな基盤として期待されていることがわかりました。 そこで、「イーアス春日井」を先駆けとして、当社が今後開発する商業施設において、クラウドサービスを介した「デリバリーサービス」や「モビリティシェアリングサービス」、「地域通貨」など様々なサービスの提供を検討していきます。 |
3.地元の人々に長く親しまれてきたステンドグラスのリモデル 「イーアス春日井」には、施設正面や館内の入り口、休憩スペースなどに「ザ・モール春日井Part1」で設置されていたステンドグラス「ラスティングメモリー(忘れなき思い出)」を再現しました。 再現にあたっては、原作者であるカナダバンクーバーのアーティストJi Cheng(ジ・チェン)氏指導のもと設置しました。 |
【ステンドグラス】 |
4.どなたでも快適にお過ごしいただける施設共用空間づくり 「イーアス春日井」は、障がい者や高齢者、お子さま連れの方など、様々な方が快適にお過ごしいただける施設です。施設共用部の設備やデザインは、ユニバーサルデザインを提案する株式会社ミライロに監修いただきました。
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【電動車いす専用の充電コンセント】 |
施設全体が、車いすやベビーカーでの移動も快適になるよう、凹凸の少ない床材を採用。施設内のサインは見やすさ・わかりやすさを重視し、多数のピクトグラムを掲示しました。設備面でも、車いすをご使用のお客さまに配慮した施設として、フードホールには高さ調整が可能なテーブルや片アームいすなどを含む様々ないすを設置するとともに、「NATURE FIELD」には電動車いす専用の充電コンセントを導入しました。 |
5.従業員休憩室の充実や教育制度などテナントスタッフとともにサステナブルな施設づくり |
「イーアス春日井」は、地域・お客さま・テナント企業とともに成長していくサステナブルな施設として、お客さまだけでなく、テナントスタッフや従業員の働きやすい環境づくりも進めています。仮眠スペースやパーテーション付きの個別スペースを設けた従業員休憩室を設置した他、施設全体での合同スタッフ教育制度なども導入し、ステークホルダーすべてにとってより良い施設を目指します。 |
【従業員休憩室】 |
6.再生可能エネルギーで電力を賄いRE100に寄与 「イーアス春日井」では、施設共用部分に当社グループが運営・管理する太陽光発電施設で発電した再生可能エネルギー価値(トラッキング付非化石証書(※3))が付加された電力を使用します。 ※3. 固定価格買取制度(FIT)対象の再エネ電力の再エネ価値を証書化した非化石証書の中でも、再エネ価値の由来となる再エネ電源が特定されているもの |
●「イーアス春日井」のネーミングコンセプト 「イーアス春日井」のシンボルマークは、「知的に、美しく、あなたらしい毎日を。」をイメージして構成されています。昨日よりも、より良い今日を送るための「知的=intelligence」、自分らしく、豊かな毎日を送るための「独自性=identity」、心から、気持ちよく暮らしていくための「快適性=amenity」。これらの3つのネーミングコンセプトが、豊かに「共存=symbiosis」しあうことで、地域社会ならびに、当施設を訪れる人の「良い明日」を築いていきます。 |
■事業概要
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■出店テナント一覧 |
以上