2020/01/31
ニュースレター
大和ハウス工業株式会社
株式会社ナスタ
-宅配ボックス普及促進への取り組み第三弾-
スマートキーを搭載した戸建住宅向け宅配ボックス
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大和ハウス工業株式会社(本社:大阪市北区、社長:芳井敬一、以下「大和ハウス工業」)と株式会社ナスタ(本社:東京都港区、社長:笹川順平、以下「ナスタ」)は、スマートキーを搭載した戸建住宅向け宅配ボックス「Next-Dbox(ネクスト・ディーボックス)」・新型「D’s box(ディーズボックス)」を共同開発しました。
大和ハウス工業が2020年2月1日より全国で順次発売するとともに、今後同社が開発・販売する戸建分譲住宅地にも導入します。 |
国土交通省によると、2018年の宅配便の再配達は、約6.5億個(再配達率16%)(※1)と、同省の目標である再配達率13%にはいまだ至っておらず、宅配クライシスは続いています。 また、ナスタが2019年に福岡市で行った実証実験(※2)によると、ユーザーの9割が「宅配ボックスは必要」と回答。宅配ストレス(荷物の受取ストレス)を解消する手段として、宅配ボックスが有効であることが実証されました。その中で、「宅配ボックスの鍵を閉めてもらえなかった」「夜間に荷物を取り出す時に、鍵を開けるのが手間だった」など、宅配ボックスに付属している鍵に関するご意見が多くありました。 そのような中、両社が新たに開発した「Next-Dbox」・新型「D’s box」は、スマートフォンのアプリと連動させることができるスマートキー(※3)を搭載。従来の暗証番号操作での開錠を不要とし、2タッチで開錠可能としたことで、利便性と安全性を高めました。また、2017年に発売した門柱一体型宅配ボックス「Qual-Dbox(クォール・ディーボックス)」などでご好評いただいている大型郵便物やメール便が受取り可能な「メール便対応ポスト」、荷物の発送などの独自のシステムは踏襲。あわせて、荷物の収納容量の拡大、デザインのリニューアル、色のバリエーションを増やし、お客さまの幅広い要望に応えられる宅配ボックスとしました。 今後も、両社は物流インフラの構築に向け、再配達問題に取り組み、お客さまの利便性向上と新しいライフスタイルを創造してきます。 ※1. 「宅配便再配達率は16.0%~平成31年4月期の調査結果を公表~」より ※2. 置き配に関する実態調査:https://www.nasta.co.jp/news/upload_pdf/news_191106_okihai_Pressrelease.pdf ※3. ナスタ社製スマートロック
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●スマートキーについて 宅配ボックスの鍵をスマート化させたことで、ご入居者が宅配ボックスに近づくと、Bluetoothを通じて専用アプリに荷物が届いていることを通知。スマートフォンをポケットに入れたままでもパネルを2タッチするだけで扉を開錠することができます。(※4)今まで不在票に記載されていた暗証番号での開錠作業は不要となるため、スムーズに荷物の取り出しができます。(※5) また、専用アプリでは、宅配ボックスの鍵の施錠や開錠履歴を確認することができます。 ※4.Wi-Fiの接続は不要 ※5. スマートフォンをお持ちでない場合は、ご入居者が設定した暗証番号で開錠が可能 | ![]() | 専用アプリ |
スマートキーについてのニュースリリース:https://www.nasta.co.jp/news/2020/202012101.html |
●「Next-Dbox」・新型「D’s box」」商品概要 |
●これまでの両社の取り組みについて 2017年2月より、大和ハウス工業、ナスタ、日本郵便株式会社の3社は、物流課題である再配達の軽減に向け、物流インフラの構築・向上への取り組みを開始。「宅配ボックス」の普及促進への取り組みの第一弾として、3 社で共同開発した新型宅配ボックス「Qual-Dbox(クォール・ディーボックス)」を大和ハウス工業の新築戸建住宅に導入しました。第二弾では、既存戸建住宅向け新型宅配ボックス「D’s box(ディーズボックス)」を大和ハウス工業とナスタで共同開発。大和ハウス工業が累計6,000台販売するなど、普及促進に努めてまいりました。 |
●過去のニュースリリース ・宅配ボックス普及促進への取り組み 第一弾:(2017年2月17日) http://www.daiwahouse.com/about/release/house/pdf/release_20170217-1.pdf ・宅配ボックス普及促進への取り組み 第二弾:(2017年9月15日) https://www.daiwahouse.com/about/release/house/20170915095242.html |
以上