大和ハウス工業
「少し先の未来の暮らし」を検証
「XR HOUSE 北品川長屋1930」プロジェクト始動
当社は、㈱バンダイナムコ研究所、㈱ノイズと共同で、建物とデジタル技術を組み合わせることで創出される新しい価値を検証する実証実験を行っています。
実証実験の舞台となるのは、1930年代に建てられた古民家を改装した「XR HOUSE(エックスアールハウス) 北品川長屋1930(イチキュウサンゼロ)」(東京都品川区)。XR技術※を活用して、普段の生活空間の中にバーチャル空間が自然に溶け込む演出や、人の動きをセンサーが感知し、「家が人格を持つ」かのように映像や光、音が変化する空間を創出。経年により低下する傾向にある建物の価値を、デジタル技術やエンターテインメント技術を取り込むことで、どのように変革できるかを検証します。
※AR(拡張現実)、VR(仮想現実)、MR(複合現実)といった現実世界と仮想世界を融合する表現技術の総称。
6月3日より有識者や業界関係者、学生などに体験いただき、「古民家の新しい可能性を感じた」「建物が人格化するコンセプトを体感できた」「バーチャルとの融合空間が心地良かった」などの意見や感想が寄せられています。
8月31日までの実証期間中、ワークショップなどを通じてさらに意見を収集し、今後の住宅・建築業界の新しい価値の創出につなげていきます。
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