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石橋信夫記念館文化フォーラム第10回「高杉晋作は日本の将来のために何をやろうとしたか」開催
11月18日、東京本社2階大ホールにおいて、石橋信夫記念館文化フォーラムを開催しました。
第10回目となる今回は「高杉晋作は日本の将来のために何をやろうとしたか」をテーマに、幕末に列強から日本を守ることに尽力し、日本近代化への道を切り拓いた高杉晋作にスポットを当て、パネリストの方々にディスカッションしていただきました。
開催に先立ち、主催者を代表して樋口会長より挨拶があり 「国際情勢が日々刻々と変化し、決断力と外交力が重要視される今、私たち日本人が真に自立し、活力あふれる社会をつくるために高杉晋作から何を学び、どう生かすべきか。パネリストのみなさんによる貴重なお話から思い描いていただければ」と話しました。
パネルディスカッションは、磯田道史氏を進行役に、史料やエピソードから読み解かれる高杉晋作の人柄や生き方、志などについて多彩なトークが繰り広げられました。
パネリストの方々がみな口をそろえたのは、彼の判断力の高さでした。それに加え、タイミングを計って鋭い踏み切りができる決断力に優れていたことが、倒幕と日本近代化に貢献した英傑の一人といわれる所以であったようです。
幕末の風雲児・高杉晋作。没後150年の節目に当たることもあり、7歳から90歳までと幅広い年代の約300名もの方が来場され、関心の高さをうかがい知ることができました。
寄せられた質問にもパネリストの方々が深く掘り下げて考察してくださり、充実したフォーラムとなりました。